海外の授業について 3:社会 (歴史)
今回は社会(歴史)について書いていこうと思います -^o^
さて,海外(インターナショナル)の学校はどんな内容の歴史の授業を学ぶと思いますか??
というか,まず,どの時代を学ぶかは検討つきますか?
今は2020年。
130以上の国それぞれに歴史があります。
僕の学年が学んだ範囲は
です。
19~20世紀が中心ですね。
その2世紀間でおきた主要なことの多くをこの4つの教科書から学ぶことができると思います。
日本では,日本史と世界史を勉強しますね。
僕の記憶では何千年の歴史をそれなりに深く勉強するのが日本の歴史の勉強だと思っています。
反対に,僕の学校では50年くらいの範囲をとても細かく勉強します。
例えば,
-ドイツでは1933年,16-30歳の人の50%以上の人が無職であった。
-1936年に'Hitler Youth Law' が認められ,1939年の終わりには800万人の子供がHitler Youthのメンバーに加入していた。
-............
と,恐ろしいくらいの数字を覚えなければいけません。
そんな数字なんてなんで覚えるの?そんなんよりも,もっといろんなことを勉強した方がいいのでは? と思う人もいると思います。実は,僕もそちらの方が好きです。 詳しい数値を教科書4つ分ロボットのように丸々暗記するのは苦痛でしかないです。
では,なぜそこまでして覚えなければならないか。
それはずばり,テストでその数値を書くと追加点がもらえるからです。むしろ,1つもないと20点くらいしかとれません。
だから僕を含めみんな,必死に覚えていました。
テストのことについて付け足しで,悲しいことに,1冊100ページくらいある教科書のうち,テストで聞かれるのは5ページ分あるかないかくらいなのです,,,(悲しい。)
だから,どのページが出されてもいいように詳しく覚える必要があるのです。
100ページも必死に覚えてたったのそれだけしか聞かれないのはテスト勉強をしていて[このページ本当にやる意味あるのかな?きっと出ないな〜。]と思いながら勉強をどれだけしたことか。(T . T)
テストは全てエッセイです。制限時間は3時間ほどでA4を15枚ほどを両面ぎっしりと書きます。1問1答など全くないですが,時間との勝負なので迷っている暇などありません!
日本の社会とは全く違うテストなのでやはり授業も異なります。
丸暗記を大事にするのが日本,それよりももっと時代背景などを混ぜながら覚えさせるのが僕の学校といった感じです。(ここまで書いてきましたが,個人的にはとにかくたくさんの語句を覚えるといった作業が好きなので,日本の社会の授業の方が好きです。)
外国の歴史のテストは先ほど書いたようにエッセイなので,授業中にも半端ない量の英語を書きます。僕は歴史の時間,新しく覚えた単語をいかに多くエッセイに取り入れられるかと自分の中で決めてひたすら書いていたので,実を言うと,英語の授業よりも英語の勉強になったと思います。
英語がとにかく大変ですが,それを乗り越えた時の成長はきっとものすごいものになるはずです。大変な方,難しい方を選択するのは大変なことかもしれませんが,やってみると楽しくなってくるはずです。
皆さんも海外の歴史を海外の言語(英語)で学んでみてはいかがですか?