『高校生』海外生活奮闘記

ベルギー生活2年目突入!海外生活を中心に親子で皆さんに伝えていきます。

海外の授業について 7:EAL

こんにちは,今回は英語の補助のための授業,

EAL[(Background)English as an Additional Language]

について描きたいと思います。

 

Background. English as an additional language (EAL) refers to learners whose first language is not English. The learner may already be fluent in several other languages or dialects, which is why the term English as a second language (ESL or E2L) is inappropriate and should not be used in inspection reports. 

 定義はこんな感じらしいです。いろいろ呼び方に違いはありますが,簡単にいうと英語が第一言語ではない人のための授業です。

 

僕は2年前日本からベルギーに移ってきたときは100%中学英語のみで英語を学んできた人だったので,EALの補助がとても役に立ったし,実に学び甲斐のある授業でした。

 

授業についてまず最初に書きます。2年のカリキュラムのうち,最初の1年目はEALの試験というものにむけて,ひたすら勉強をしていました。問題は日本の英検と同じようにListening, Reading, Writing そしてSpeakingの4つです。

 

テストのレベルはB2〜C1と聞いています。英検の準1〜1級と言ったところでしょうか。僕が1番苦労したのはリスニングでした。日本にいるときは本物の英語というものを全く聞いていなく,日常生活ですら聞き取れていなかったことがたくさんありました。なので,そこからテストに合格するまでレベルを上げるのが一番苦労しました。

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リスニングが伸びるためのコツについては自分なりに感じたことがあり,読んでくれている人に共有したいと思うので,今後,リスニングについての記事をかけたらなと思います。

 

ということで,1年目はとにかくテスト勉強をしていましたね。(笑)

 

それに加えて,僕の学校ではEALの先生が僕の普通の授業に付き添ってくれてノートを取ったり,授業を理解したりとヘルプをしてくれました。特に英語はいきなりネイティブの人と同じレベルの授業を受けていたのでEALのサポートが必須でした。僕一人のために隣に先生が付き添ってくれるほどのサポートをしてくれました。本当に感謝です。

テストの点数を取るために,過去問をとにかくたくさん解きましたが,良い点を取るために先生は「短時間でたくさん書く」ということを大事にして授業をしていました。

一つの絵を見せられて,それについてわかることを書くor作れそうな物語をつくる,or写真の中にいる人の一人になった気分で感想を書くなどといろいろなタイプの文をたくさん書かされました。

 

文法や新しい単語は量をこなせば体で勝手に覚えるからとにかく量をこなせというのが先生のスタイルでした。間違えても良いということを常に言われていたので,家で勉強したあるいは他の授業で習った単語や表現方法を積極的に使いました。

 

そして2年後,文を書きながら「おっ,この表現使ってやろ!絶対先生いい点つけてくれるやろ,だって結構自信あるもん」と思えるくらいのレベルまでの英語力をつけることができました。

 

僕のことを「英語」という世界のレールに乗っけてくれた,抱っこしてちょこんと置いてくれたのはそう,EALの先生のおかげです。

 

こうやって英語が出来ない人にも手厚いサポートをしてくれる環境というのは海外からくる外人にとってはとても嬉しいことです。

 

留学したいけどみんなのレベルは高いもんな〜。などと思っている人は安心してください!

自分とEALの先生を信じてひたすらに学ぼうという気持ちがあれば,英語力はついてきてくれると思いますよ!!!!!