『高校生』海外生活奮闘記

ベルギー生活2年目突入!海外生活を中心に親子で皆さんに伝えていきます。

偉人 スティーブ・ジョブズのスピーチから学んだ1日

最近,今も生き続けているような”偉人”と呼ばれる人達の人生について興味をより一層を持ち,調べたり本を読んだりして,「自分にも真似できることはないかな」ということを常に考えている。

 

中でもここ最近,一番心の底まで問いかけられたこと(スピーチ)をここに記したいと思う。

 

それは2005年,Stanford Universityの卒業式で行われたスティーブ・ジョブズのスピーチである。 スティーブ・ジョブズと調べるとYouTubeの一番上に来るほど超超超有名なスピーチであったが,高校生になって初めて出会うことができた。何と!iPhoneを使い,MacBookにお世話になっている僕が出会わないまま大人になるところだった。(汗

 

URLです

https://www.youtube.com/watch?v=UF8uR6Z6KLc

 

内容を自分が印象に残ったことを厳選し,まとめると

 

 [1]. "Connecting Dots" [点と点をつなげること]

 大学でジョブズはカリグラフィーの持つ美しい字体に魅了され,中退するまでの大学生活の中でも覚えている素晴らしい経験と語る。

そして数年後,初めてのMacintoshを発売する時,あの美しい字体たちを思い出し,それを世界中の人に届けられる,そんなパソコンを完成させることができた。

 

ジョブズは当時,カリグラフィーが将来このような形で繋がることは想像していなかった。

『点と点のつながりは後で振り返って初めて気づくものであるから,今やっていることが何らかの方法で1つの点として繋がると信じでほしい』と語る。

そして『信じていればたとえ他人とやっていることが違っても自分を信じること。それがやがて人生の違いを生み出す』と続ける。

 

<感想>

自分が興味を持ったことをたとえ,そのときお金にならなかったり,将来の仕事に関係がないと思っても続けていよう。いつかその好きなことがビジネスとなる。高校生の僕が自分のやりたいこと,好きなことをもう1度考えさせられ,今やっていること全てがいつかは1つに繋がるんだ,と自分のやっていることを信じられるようになった。

 

 [2]. Love and Loss   [愛と喪失]

 

ジョブズApple社からクビになった後も自分の仕事がまだ好きであった。だから好きな仕事をその後も続けていった。彼は「自信は失ったが,トップとしての責任というプレッシャーから離れ,初心者としてまた一歩を踏み出せた」と語る。

 

ジョブズは成功した理由に自分の仕事を愛していたから止まることなく進めた。と言っている。

 

たとえLossが大きくても,それを大きく上回るLoveによって打ち消してきたという成功者からの力強い仕事に対する愛を感じ取ることができた。

 

<感想>

そして,”たとえまだ自分の好きなことが見つからなくても,Keep looking and don't settle.” とアドバイスをする。とても[1]と繋がっているから,好きなことで生きることが人生をいかに豊かにするのかをここで学ぶことができたと思う。

 

  [3]. death [死]

 

if you live each day as if it's your last, someday you'll most cartainly be right.

毎日を人生の最後の日だと思っていると,いつか本当にその日はやってくる。

ジョブズはこの言葉を聞いてから「今日で自分が死ぬなら,今やっていることは本当にすべきことか?」と問いかけているという。

 

ここで彼は「すぐに死んでしまう」という覚悟があれば,もう失うものはないし,どんな決断でもできる。と話す。

 

そしてジョブズは観客に「人は誰も死にたくない。だから限られた時間で無駄に他人の人生を生きないこと」とスピーチをする。

 

自分の直感に従う勇気をもて。直感はあなたが本当に求めるものを知っているはずだから。と。

<感想>

ここの”限られた事件で無駄に他人の人生を生きるな”という言葉が心に残っている。確かに,僕が初めに書いた「自分にも真似できないかな?」ということは,真似をする人の人生を生きるという自分の存在を消し去ることだと気づくことができた。

これから先,他人がやったことはあくまでも参考までにと考え,自分を信じ,自分で道を開拓できるようになりたいとおもった。だから,もう2度と「〜の生き方の真似をしたい」なんてことは言わない。

 

最後にジョブズは卒業生に ’Whole Earth Catalogue’ の裏表紙に書かれた言葉,

Stay Hungry, Stay Foolish

という言葉を贈り,スピーチを終わる。

 

 Wholw Earth Catalogue の裏表紙に書かれた字

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僕は高校生,大学生の人にこのスピーチを聞くことを強くお勧めする!

 

その理由は,

1.  ジョブズの英語が本当に本当に聞き取りやすい!!

 

2.  元々,大学の卒業式で話されたことだから,自分と照らし合わせて考えやすい。

 

3.  [1],[2]は高校生,大学生の今が1番見つけるチャンスがあると思っている。

{1日10分でもいいから本当に自分が好きなことを自分自身に問いただしてみてほしい。

                                               (自分も本当の自分を探してきます!)}

 

 

僕は,今自分が行っている全ての点を集めていく作業は未来の自分への投資だと思ってこれから生きていきます。将来が本当に楽しみになってきました。

 

 

スティーブ・ジョブズのスピーチに一目惚れし,

良さを多くの人に分かってほしくなった高校生でした。^_^

 

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