『高校生』海外生活奮闘記

ベルギー生活2年目突入!海外生活を中心に親子で皆さんに伝えていきます。

海外の授業について 2:理科(物理,生物,化学)

こんにちは

 

今回は海外の高校の理科の授業について書いていきます

 

日本の高校生に聞いたところ,理科は物理,生物,化学の中から2つ選ぶと多くの人が言っていました。

 

・・・びっくり!!!・・・

 

僕の学校では得意不得意関係なく,3つ全ての教科を勉強します。

そして驚くことに,評価は3つの平均をとってDouble Awardの場合は教科2つ分カウント,Single Awardの場合は教科1つ分カウントとなります。

 

2年のカリキュラムの中で,1年目が終わってから転入してきた生徒,またはどうしても理科が難しいという人はSingle Awardを学びますが,ほとんどの人がDoubleです。

 

 

 

さて授業ですが,

教科書がカリキュラムの始めの9月に配られます。

 

しかし,,,,,

ほとんどの人が教科書を使って勉強をしません!!!!

 

さらに,,,,,

先生も教科書を使いません!!!使っているところを見たことがありません(笑)

 

なんのための教科書だーー!!と叫びたくなりますね。

 

 

・ではどうやって先生は教えるのでしょうか?

僕の学校では基本,プリントを使った学習がメインです。先生が教科書の範囲に応じたプリントを作ってきて,それを授業で穴埋めや問題を解いていくという流れです。

もちろん,ノートを自分でとるということもします。

 

 

とにかく海外では実験!,実験!,実験!と実験大好きで,その経験ごと暗記していくということがよくあります。 テストでは実験をするときの注意点を聞かれたり,クラスで行った実験がそのまま出てきたりするのでとても良い体験が毎回できています。

日本にいるときはグループの理科の実験を毎回1人で占領してしまうくらい実験好きな僕にとっては幸せな授業の連続です。(こっちにきてもまた独占しつつありますが,,,笑)

 

化学,物理の実験はなんとなく予想がつくと思いますが,生物の実験は本当に怖いです。。。

なぜか,それは恐ろしいことをするかです。

例えば,生物の心臓の仕組みを知るために羊の心臓を実際に2人で1つ解剖したこともあったし,動物の目の仕組みを調べるために目の解剖をしたこともありました。 ブルブル

 

 

さて勉強の内容についてですが,僕は家に日本の高校の理科の教科書があるので見比べてみました。感想としては物理,化学はほぼ同じことをやっている。生物はかなり違い,日本の方が難しいことをやっている。といった感じです。

物理,化学も日本よりは全体的に簡単かなというのが感想です。

 

専門用語盛り沢山の理科なので単語を覚えるのは苦労しましたが,内容が既に習ったところも少しはあり,暗記の時間を単語の暗記に使うことができたのでよかったです。

 

単語の暗記で一番苦労したのは生物:圧倒的に多いです。専門用語将来いつ使うんねん!と思ってしまうと終わりです。モチベーションがなくなります(笑)

僕の場合は理科の専門用語はとにかく書きまくり,何度も反復して覚えました。絵と一緒セットで覚えると記憶力が一気に上がります。

これは英語だけでなく日本語でも同じだと思うので一度試してみてくださいね。

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最後にテスト勉強ですが,多くの人が教科書の代わりに参考書を購入してそれを全暗記していました。

どのようなものかはカリキュラムによって異なるので周りの人に聞いたり,先生に聞いたりしてみるのが良いと思います。ちなみに僕のところは先生がみんなにおすすめしていましたよ