海外の授業について 4:第2(or3)カ国語
今回は海外の授業についてのコーナー,4回目です ^o^
第2カ国語の勉強について話したいと思います。
読んでいるほとんどの人が,第1ヶ国語が日本語,2ヶ国語目が英語,3ヶ国語目は他の言語だと思います。
ですが,もちろん日本列島の外でのお話ですので,マジョリティーが英語です。
なのでここからは英語を第1か国語として2つ目の言語について今日は書いていきたいと思います!
まず初めにこのブログの自己紹介でも書いたように,僕はベルギーのインターナショナルスクールに通っている高校2年生です。
ベルギーはヨーロッパでは普通ですが,日本人はみんな驚くであろう,公用語が主に2つもある国です。そう,フランス語とオランダ語です。
首都,ブラッセルではフランス語を使うため,僕の学校ではフランス語を第二言語として勉強することがルールとなっています。(学校がある場所は多分オランダ語圏なんですけどね...)
ということで,ベルギーに来てまもなく,僕のフランス語の授業が始まりました。英語もままならい中でのフランス語はやっぱり大変でした。 汗)
いくつかの単語は英語でも分かっていなかったりしたので,フランス語の授業を英語で学ぶ-> 英語を理解してから日本語でしっかりと理解。そしてやっとフランス語を理解。僕の脳みそは何段階にも分けてから理解しており,毎授業エネルギーを使いきっていました。(笑)
しかし,英語の能力が上がっていくうちに英語を日本語に直さずに理解して,フランス語<->英語のみで勉強ができるようになっていくうちに,フランス語の面白さと言うものが少しずつ分かってきました。
例えば,僕の英語の補助の先生(EALの先生)にある時,英語とフランス語を両立するのが結構難しいと相談してみました。すると先生は「英語のいくつかの言葉の語源はフランス語だから,フランス語を頑張って勉強することが実は英語上達の近道になることもあるよ」といってくれました。
その後,フランス語の単語の勉強をしていると,確かに英語と似ている単語がいくつもあり,なんとついには,英語の授業で「あ,この単語,フランス語の授業で習ったやつじゃん」現象が何度かおきました。
フランス語はそれでもしかし,英語の何倍も難しいと思います。例えば,英語では主語が三人称単数の時に,動詞に"s"をつけますが,フランス語では,主語が男の人,女の人,複数,単数でそれぞれ動詞の語尾,または形が変わったりします。さらには全ての単語には"女性名詞","男性名詞"があります。(すべてのものに性別があるような感じです。)
フランス語は難しい!!! 今でもその気持ちは変わりません....
さて,フランス語の授業についてです。
今の時代,オンライン上に色々な言語学習用のサイトやアプリがあります。僕の学校でも教科書を使って単語や文法の勉強をしますが,そういったインターネットの力を借りて勉強をしたりします。
例えば,Memriseというサイトで単語をひたすら覚え,進み具合をクラスの人と競い合っています。どうしても1位になりたくて4時間くらいずっと単語勉強をこのサイトでしていたこともあります。(笑)
フランス語だけでなく,他の言語も勉強できます。もちろん無料なのでもしよかったらここで勉強してみてください。
もう一つ紹介したいものは授業中によく使うクイズサイト,Quizletです。
Quizlet Live | Quizlet Quizlet Live は先生が問題を用意し,生徒がその部屋に入ってクイズをライブタイムで解いていくものです。
Learning tools and flashcards - for free! | Quizlet こちらは好きな時間に好きなだけできる,Quizletです。Memriseと似ています。言語以外にも理科なども勉強できるので,いろんな使い方ができると思います。このサイトはフラッシュカードを作ってくれる機能があるので,それを使ってフランス語の単語を勉強していました。
ここまで書いてきましたが,母国語,英語,そして3つ目の言語を勉強するという教育システムが海外では普通になっています。多くの友達に日本の第3か国語は何を勉強しているのと聞かれて「基本,英語しかやらない」と言うとみんな驚いています。
グローバル化が進む世界で日本は英語というツールをだんだんと使いこなせてきていると思います。が,周りの国はもう3つ目までに目を向け始めています。
第3言語はたとえ完璧にはならなくとも,その国の文化や人柄を言葉から学ぶことができ,スティーブジョブズの言うよう,たとえ将来それがどう活きるかわからなくても,いつかその点としての経験が線となって役に立つ。そんなことが起こると思います。
詳しくはこちらをどうぞ ^_^
皆さんも英語でつまづいているのなら他の言語から回っていって両方をスキルアップさせられます。(おすすめはフランス語ですよ〜)
英語がもう完璧だと言う人はぜひ他の言語にも挑戦すべきだと思います(おすすめはフランス語でs....(笑))
ではまた次回で!